成功するには天職発想

2017年7月31日
 
先日、ある会社のリーダークラスと
研修をする機会がありました。
 
テーマは、
「働き方と幸せについて」
 
 
 
どちらの会社でも
能力アップの教育は
されるのですが、
 
能力の根底となる
「考え方」や「働き方」に
ついての教育はあまりしません。
 
これをしても
すぐに売上や利益が
あがるものではありません。
 
そのため後回しに
なってしまうのでしょう。
 
「考え方」や「働き方」に
ついての教育は最も大切だと思います。
 
 
研修の中で
キーワードの一つとして
お伝えしたことが・・・
 
 
成功するには、自分の仕事に
天職発想と使命感を持つこと
 
 
これは
米ウォルマートの創業者
サム・ウォルトンが言った言葉
 
「天職発想」とは
 
目の前の仕事を自分の天職だ
と思うこと
 
そう思うことで
働く熱意や執念、感動、感謝が
生まれます。
 
 
 
直近の有効求人倍率は1倍を超し過去最高
 
そして「働き方改革」が叫ばれ
労働時間や環境が見直されています。
 
 
このように条件や環境が
改善されてはいますが、
 
問題の本質は
働く人の意識と思いませんか?
 
 
「天職発想」なのか
「転職発想」なのか
 
 
「転職発想」
これは不幸の始まり
 
 
こんな仕事をしたくて入社したのではない!
 
なんで私ばっかりやらされるの?
 
この仕事は私に向いていない!
 
 
こんな気持ちで働いても
辛いだけです。
 
 
なにも転職することが
悪いと言っているのではありません。
 
「天職発想」で転職しなければ
本当にやりがいのある仕事には
出会えないように思えるからです。
 
 
御社も採用を進めているのなら
 
ぜひ、採用と併せて
 
既存のメンバーを
見返してみてください。
 
どれくらい「天職発想」の
社員がいるでしょうか。
 
 
もし、
 
意外と少ないかも
 
と思ったならご相談ください。
 
 
その方達とも
「働き方と幸せについて」
の勉強会をしますので・・・
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。

社長の営業力とは?

2017年7月23日
 
御社の業界は好調でしょうか?
 
 
私のクライアントは
売上が好調な先が多くて
ほっとしているのですが、
 
このような時だからこそ
目の前のことだけでなく
先々の手を準備しておきたいものです。
 
 
中小企業の社長にとって
不可欠な要素ってわかりますか?
 
それは・・・
 
1.営業力
2.計数力
 
 
特に、営業力は
会社の成長スピードを
思いっきり左右させます。
 
営業力は
社外に向けたものと
社内に向けたものがあります。
 
 
社外に向けては
まさに、仕事を生む力
 
ただ単に受注獲得だけではなく
将来に向けたビジネスの芽を
育てることです。
 
 
そして、社内に向けては
社員をその気にさせること
 
会社のビジョンを語り
仕事の楽しさを共有し
社員にやる気と安心感を与える
 
 
特に気をつけたいのが
この社内に向けた営業力
 
ついつい多忙で
余裕がなくなると
 
目先の作業に忙殺される
クレーム対応に追われる
社員との対話の場が減る
 
そうなると、
気がつかない内に
社員の心が少しずつ離れ
 
突然、辞める!
 
と言い出す社員が続出
 
 
これは要注意!
 
 
給料だけを上げれば
社員は付いてくるかというと
 
そうではありません。
 
 
今こそ、社長は
社内に向けた営業力を
発揮してください。
 
社員との対話の場を増やし
自分の言葉で夢を語ってください
 
そして、社長自身が仕事に対して
ワクワクしてください
 
 
社長の営業力により
社内はより活力を増すでしょう。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。

経営のスピード

2017年7月17日
 
以前も「使えない社員」について
触れましたが、
 
中小企業では、
 
使えない社員の扱いや
優秀な社員の採用は
決して簡単なことでありませんね。
 
どちらの会社でも
社長の頭を悩ます問題です。
 
 
本日は、
 
経営のスピードと使えない社員の扱い、
そして、採用について考えてみます。
 
 
多くの中小企業では
「使えない社員」が
ボトルネックになっています。
 
この「使えない社員」に
 
採用した責任があるという理由で
社長が関わることが少なくありません。
 
個別に話す機会を設けたり
指導する場を作ったりと
 
社長自ら対応します。
 
 
これを一概に否定はできませんが・・・
 
 
経営のスピードからすれば
トップであり最も能力が高い社長が
能力が低い人間に時間を割かれる。
 
これは死活問題です。
 
だから会社が成長しないのです。
 
 
「そんなこと言ったって!」
 
と思われるかもしれませんが、
 
経営のスピードは
下の人間に合わせるのではなく
トップに合わせるべきです。
 
 
活性化できない社長は
本来の社長業をしないで
現場の問題に右往左往しています。
 
 
社員間のいざこざ
社員の居眠り
社員への命令 など
 
 
もし、社内に社長以外の
役職者がいれば
 
これらは社長の仕事ではありません。
下の役職者が対応すればよいのです。
 
 
現場の仕事は社員に任せ
社長は会社の未来のために
時間を使いましょう。
 
 
それが出来る環境になることと
経営のスピードをトップがつくる
ことは同意義です。
 
 
経営のスピードが上がると
付いてこれない社員が
必ず出てきます。
 
それでいいんです!
 
会社が健全な成長をしている
 
と言えるでしょう。
 
 
不思議なもので
経営のスピードがあがると
 
そのスピードにあった社員が
採用できるようになるのです。
 
 
これが、経営の本質ですね。
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。

質問の思い込みを捨てる

2017年7月9日
 
今日は、「質問」についてお話してみますね。
 
 
セミナーで「質問」について
取り上げることが多くあります。
 
 
社員に気づきを与えるには
リーダーは「質問」をするべきと
本に書いてあります。
 
でも、
 
この「質問」は簡単ではないですね。
 
 
どのような「質問」をしたらよいか悩みます。
 
 
今回は、社長とリーダーに
に気をつけてもらいたい
フレーズを取り上げます。
 
 
「質問」とは何か?
 
 
「質問」とは・・・
 
わからないことをたずねること
 
 
という認識を持ちませんか?
 
 
子どもの頃、先生から
「質問はありますか?」
とよく言われました。
 
 
この時の「質問」の意味は
 
わからないことはありますか?
 
ということですね。
 
 
私たちは、
 
「質問」=わからないことをたずねること
 
と潜在意識で思い込んでいる
ところがあるのです。
 
 
 
今回は「質問」の概念を改めてもらいます。
 
 
リーダーが知っておいた方がよい
効果的な「質問」とは?
 
 
相手に考えされる問いかけ
 
 
 
 
社員の仕事を見ていて疑問に
思うことがあるはずです。
 
その時ついつい
 
なぜ、できないの?
 
なぜ、勝手なことをするの?
 
なぜ、ちゃんとやらないの?
 
 
と言ってしまいませんか。
 
 
リーダーは社員の行動が
理解できないから、
 
このような質問をしてしまうのですね。
 
 
しかし!
 
 
あまり効果的ではありません。
 
 
 
なぜ・・・しないのか?
 
 
といった質問をしても
社員本人は答えようがなく
思考停止に陥ります。
 
 
では、
効果的な質問に変えてみましょう。
 
 
なぜ? から 何? に
 
表現を変えます。
 
 
なぜ、できないの?
⇒ できない原因は何?
 
なぜ、勝手なことをするの?
⇒ そのようにした理由は何?
 
なぜ、ちゃんとやらないの?
⇒ ちゃんとできない要因は何?
 
 
 
何? に変えた質問は、
その次の問いかけにつながり
やすくなります。
 
 
できない原因は何?
ーどうしたらできるようになる?
 
そのようにした理由は何?
ーやってみてどうだった?
 
ちゃんとできない要因は何?
ーどういうやり方がベストだと思う?
 
 
いかがでしょうか。
 
 
 
なぜ・・・しないのか?
 
 
の質問と比較すると
 
 
相手に考えさせる問いかけに
なっていると思いませんか?
 
 
 
 
普段のやり取りで
社員に考えさせる問いかけを
工夫してみてください。
 
 
工夫の積み重ねは
社員の成長スピードを速めますよ!
 
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。

ダメ社員への効果的な問いかけ

2017年7月2日
 
近頃ワイドショーで
自民党の女性議員の暴言が
話題になっていました。
 
この議員の秘書に対する対応は
論外ですが、
 
経営者から寄せられる
声として多いのが、
 
「使えない社員」について。
 
 
ダメなところばかりが目に付き
ついつい感情的になってしまう。
 
どうしていいかわからない。
 
 
こんな気持ちに誰でも一度は
なったことがあるでしょう。
 
 
 
今日は「使えない社員」への対応で、
 
本当に使えない社員と、
少しは可能性のある社員を
見極める
 
 
究極の問いかけ!
 
 
といえるものを紹介しますね。
 
 
ダメ出しをする前に、
イラッとする前に、
クビにする前に、
 
次の問いかけをしてみましょう。
 
 
それは・・・
 
「あなたは何をして会社に貢献しますか?」
 
「それをすると会社はどうなりますか?」
 
 
いかがでしょうか。
 
 
 
この問いかけをして
具体的な回答が返ってくれば
 
そこから話題を広げ
掘り下げることができます。
 
本人の思考や理解が深まり
行動が改まっていくことが
考えられます。
 
 
しかし!
 
何の返答もない、
あっても的外れ、
意識が低すぎる、
 
であれば、
 
こんな社員に過度な期待は
禁物です。
 
 
本当に使えない社員である
可能性が高いです。
 
 
このような社員に、
考えて行動させることは
難しいと思った方がよいでしょう。
 
とは言っても
 
すぐにクビにしたりは
出来ないでしょうから
次のような対処をしましょう。
 
 
「マイクロマネジメント」
 
 
つまり、
 
細かい指示命令です。
 
 
「まずこれをやって、
次にこれをやりなさい。」
 
「よくできました。
次はこれをやりなさい。」
 
 
こんな感じです。
 
 
文面だとかなり幼稚に
見えるかもしれませんが、
 
細かい業務指示だと
思ってもらえればよいでしょう。
 
 
これを繰り返すことで
少しでもマシになればしめたもの
 
もし、変化がないなら
 
配置換えや、本人に職業選択の見直し
を薦めることが得策かもしれません。
 
 
今日は辛辣になりましたが、
現場では究極の話題ですので取り上げました。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。

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