それって上司の手抜きだね

このところのニュースや
ワイドショーは
 
日大アメフト部の
悪質タックル問題で
持ちきりですね。
 
もう少し早く収束するか
と思いましたが、
長引く様相を呈しています。
 
 
ことの真実がどうかは
専門に任せるとして・・・
 
 
今回の報道を観ていて
私が感じたこと
 
職場で気をつけなければ
ならないことを
お伝えしようと思います。
 
 
 
今回の日大の件は、
 
指導者側と選手側で見解が
異なることが
問題となっています。
 
 
私たちの普段の職場でも
似たようなことは
起きているように感じます。
 
 
 
次のようなことって
ありませんか?
 
 
上司の指示の通りに部下が動かない
 
部下が上司の言いたいことを
誤って理解している
 
 
もしくは、部下に対して
 
 
君は何度言ったらわかるんだ!
 
とか
 
私はそんな意味で言ったのではない
 
 
などと言いたくなること
 
このようなことって
結構あるのではないでしょうか
 
 
 
今回お伝えしたいのは、
 
 
上司と部下との
コミュニケーションや意思疎通に
問題があった場面で
 
 
部下側に原因を求める
 
もしくは
 
部下の不理解、能力の不足
 
を問題の原因にしてしまうこと
 
 
これは絶対に避けなければならない
 
ということです!
 
 
 
コミュニケーションや意思疎通に
問題がある場合に
 
部下側に原因を求める組織は
活性化しない組織です。
 
 
断言します!
 
 
 
なぜ、活性化しないかというと
 
 
それは、
上司が手抜きだからです。
 
 
 
今回の日大のように
選手の理解に問題があると
する発言は
 
一見すると
正しく聞こえます。
 
 
しかし、
 
 
それは大きな間違いで
 
 
部下がどのように理解するか
受け取るかは
 
上司の伝え方にあるのです。
 
 
上司は部下との
コミュニケーションにおいて
下記のことをしなければなりません。
 
 
まず、
部下がどのように理解しているか
を把握すること
 
そこで、もし間違った理解をして
いるようなら
 
部下を避難するのではなく
伝え方を工夫する
相手に合わせた伝え方をする
 
 
これらは、上司側の課題です。
 
 
 
だから、
 
部下が間違った解釈をした
などと言い訳する上司は
 
自分は上司として手抜きだと
認めているようなようなもの
 
 
 
コミュニケーションは
相互作用で双方で
作り上げていくもの
 
 
 
立場や影響力を利用して
自分を正当化し
相手に原因を求める
 
 
こんな手抜き上司が
威張る組織が活性化するわけ
ありません。
 
 
組織メンバーをまとめ
目的達成に向かうのが
リーダーの役目だとするならば
 
コミュニケーションや意思疎通の
原因を部下側に求めることは
絶対にしてはいけません。
 
 
このように考えると
 
日大アメフト部の
組織風土は相当に根が深い
ように感じますね。。。
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。 

仕事が楽しくないのは主体性が乏しいから

御社の社員は「主体性」はありますか?
 
人それぞれではありますが、
「主体性」の持ち方は
その人の仕事観と会社との関係に
大きな結び付きがあります。
 
 
先日、ある企業で、
課長クラスのメンバーと
グループセッションを行いました。
 
そこで、次のような問いかけをしたのです。
 
 
「皆さん、仕事は楽しいですか?」
 
 
普段そんなことを考える機会はないので、
皆さんは戸惑っていましたが、
 
 
総じての反応は
 
仕事は嫌ではないが
楽しいとは言えない。
 
 
 
続いて
 
「実際のところ何が問題なの?」
 
と問いを進めると・・・
 
 
 
会社の進む方向性がわからない
 
会社の判断基準がわからない
 
現場の声を聞いてくれない
 
 
だから、
仕事が楽しく思えないのだと
 
 
いろいろな問題点が指摘され
会社と仕事にフラストレーションが
溜まっているのがわかりました。
 
 
ここで重大なことに気づきました。
 
 
今、皆さんが言われたことは
ほとんどが会社の問題ですが、
 
会社の問題を自分の問題に
すり替えてないだろうか?
 
 
だって、
会社が方向性、判断基準が
わかりづらいことや
 
現場の声を聞かないのは
会社の問題であって、
あなたたちの問題ではないですよね。
 
会社の問題は、
会社が解決しなければならないこと
 
 
私は率直に感じたことを
次のように伝えました。
 
 
「あなたたちの問題は何ですか?
 
会社に問題があるから仕事がつまらない
 
と思ってしまうことが
問題ではないのですか
 
都合よく会社の問題を自分たちの問題として
 
すり替えないでください!」
 
 
 
「主体性」がある人は、
会社の問題と自分の問題を区別しています。
 
 
だから、
自分が何をしなければならないのか
何を求めれられているのかわかるのです。
 
 
一方、「主体性」が乏しい人は、
先のやり取りのように
問題の区別ができません。
 
そのため、
 
仕事を楽しめない
やらされ感が強い
 
となるのです。
 
 
 
人材育成のポイントの一つとして
会社の問題と自分の問題を区別させることは
必要だと感じました。
 
 
では、
 
御社の社員は
「主体性」をどれだけお持ちでしょうか?
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。     

社長こそ自己対話が必要です

社員に対して
 
「よく考えてから発言してくれ」
 
とか
 
「自分で考える癖をつけろよ」
 
なんて言いたくなる時はありませんか?
 
 
 
気持ちはすごくよくわかるのですが、
 
残念ながら人はいくら「考えろ」と
言っても考られるものではありません。
 
 
人が「考える」時は
どのような時かというと
それは、問いかけられた時なのです。
 
 
つまり、質問をされると
それに答えようと反応して
思考するのです。
 
 
ですから、考えさせるには
 
思考させるような
良い質問をすることと言えるのです。
 
 
今日は、
部下や社員に対してではなく
 
自分自身で思考を深める
にはどうするかです。
 
それには
「自己対話」が向いています。
 
 
あなたもぜひ、
質の高い「自己対話」をして
自分の思考を深めましょう。
 
 
 
経営の責任、事業の責任を
担う方であれば
あらゆる難解な問題に
直面するはずです。
 
 
そんな時に、
どのような「自己対話」をするのか
 
 
次の問いかけを自分にしてみましょう。
 
 
・視点を変えた場合、この問題の良い面は何か?
・この問題を解決したら、どのような力が身に付くか?
・解決するには、どのような方法があるか?
・解決するために自分がしなければならないことは何か?
・そのために今始めなければならないことは何か?
・解決の過程で、自分が差し出さなければならない代償は?
・その代償を差し出してまで解決したほうがよいか?
・この問題の解決のプロセスを楽しむにはどうしたらよいか?
 
 
 
シェイクスピアは次のように言っています
 
「世の中には幸も不幸もない。
ただ考え方でどうにでもなるのだ」
 
 
仮に難解な問題に直面したとしても
天は我々に不可能な問題は与えません。
 
だから、
 
「この問題は必ず解決する」と信じて
先の問いかけを自分にしてみましょう。
 
 
きっと自分の中で変化が起きますよ。
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。 

自社の強みは何ですか?

好天候が続いたGWが終わりました。
 
仕事モードに切り替えて
リスタートといきましょう。
 
 
モードを切り替えるときに
ある質問を活用しています。
 
 
経営者とのセッションやメンバーとの
グループセッションの節目で
考えてもらうのです。
 
 
「御社の強みは何ですか?」
 
 
さぁ幾つ思いつくでしょうか。
 
 
私のこれまでの経験では
自社の強みをスラスラと言える人は
かなり少数
 
人によっては
全く言えない場合もあるのです
(ちょっと困りもの・・・)
 
 
先日ある会社で若手メンバーとの
グループセッションをし、
その場で会社の強みを出し合いました。
 
 
そこで出てきた内容は
 
営業力がある
若手が元気
社内の雰囲気が明るい
社内の風通しがよい
女性社員が多い
専門分野が強い などなど
 
 
まぁ決して悪くはないですけど・・・
 
 
この後、次の質問をしたのです。
 
この強みは、他社と比較しての強みですか?
それとも、社内の相対的な強みですか?
 
 
ほとんどが社内で相対的に
強みと感じるものでした。
 
 
それは決してダメではありませんが
もう少し考えを深めたいのです。
 
 
経営や営業は、外との戦い
 
この戦いに勝っていかなければなりません。
 
そのときの武器となるのが自社の強み
 
 
だから、自社が他社と比較して
強みとなるものを言えないのは問題ですし、
 
それ以前に、考えつかないというのは
戦う前にすでに負けていると
言ってもいいでのす。
 
 
 
御社のメンバーはどれだけ他社に勝る
自社の強みを言えるでしょうか。
 
ぜひ、メンバーに発表させてみましょう。
 
 
すぐにでなくても、
考えるきっかけにはなります。
 
そして、
 
会社と自分の仕事に
自信が持てるようにもなるはず
 
それが、戦いの武器として
認識できたら一歩成長です。
 
 
ぜひ、試してくださいね。
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。 

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