使えない社員こそ使え!

 
どの業界でも人手不足は
今や深刻な問題です。
 
働き手が確保できずに
倒産してしまう会社も
出るくらいです。
 
 
このような状況において
 
ビジネスリーダーは真剣に
社員に対する意識を
変えなければならないと
思うのです。
 
 
私にも経験がありますが、
 
これまで
募集すれば人が集まる
または、定期的に人を採用
できた時代がありました。
 
そんなときは
 
「使えない社員は辞めさせろ」
 
こんな酷い言葉を発して
いたことがありました。
 
 
でも、よく考えてみると・・・
 
 
使える社員は使えて当然
 
優秀な社員を使えて当たり前
 
 
それよりも、
 
使えない社員をいかに使うか
 
それほど優秀でない社員を
いかに活かすか
 
 
マネジャーの真価はここに
あると思えます。
 
 
 
「もっと良い社員を採用したい」
 
と思うのは当然です。
 
 
しかし、
今いる社員の能力を引き出す
ことができないくせに
 
まだ観ぬ人に期待する
 
それはちょっと虫が良すぎます。
 
 
 
今こそビジネスリーダーは
 
使えない社員
出来ない社員
反発する社員
 
彼らを無視するのではなく
真剣に向き合う時です。
 
そして、
 
 
できる限り
彼らの良いところを活かして
会社に貢献できるように
支援することです。
 
そして、諦めずに続けること
 
そうすることで
芽を出す社員は絶対にいます。
 
それが一人また一人と
増えることで
 
いつの間にか
人が育つ職場に変化して
 
会社全体の成長につながる
はずなのです。
 
 
 
御社はいかがでしょうか。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。
 
 

社長力アップの専門家  安室元博

マネジメントに必要な能力

中小企業では
上位のマネジメントを
任せる人材がいない
 
そんな声をよく聞きます。
 
長く勤めてくれたから
幹部にしてあげたという
ケースも少なくありません。
 
 
それで上手くマネジメントが
機能すればよいのですが、
 
実際には難しく
社長の悩みやストレスの原因に
なっているようです。
 
 
では、本来のマネジャーに
必要とされる能力は
どのようなものなのでしょうか。
 
 
ハーバード大学の
ロバートカッツ教授は
マネジャーの能力を
 
テクニカルスキル
ヒューマンスキル
コンセプチュアルスキル
 
の3つに整理しています。
 
 
下位のマネジャー層では
テクニカルスキルと
ヒューマンスキルが求められ
 
上位になるにつれて
コンセプチュアルスキルの
ウエイトが高まるそうです。
 
 
ちょっと耳慣れない言葉なので
具体的な内容をいうと
 
テクニカルスキルとは
業務や業界の基礎知識や
業務遂行能力
 
ヒューマンスキルスキルは
対人関係能力
コミュニケーション能力
 
 
ここまでは
イメージできると思います。
 
 
では、
コンセプチュアルスキルとは
どのようなものでしょうか。
 
 
概念化能力・・・
もう少し具体的にいうと
 
視野の広さ
全体観
本質の見極め
目的を理解した言動
 
 
このような能力です。
 
 
これらを身につけているか
が分かれ目と言えます。
 
 
 
視野が狭く、自己中心で
目の前のことに右往左往している
 
こんな人を
 
長く会社にいるからとか
辞められたら困るから
といった理由で
 
上位のマネジャーにさせては
絶対にいけません。
 
 
会社が潰れてしまいます。
 
 
 
次世代の経営幹部を
見出そう、育てようとするなら
上記の能力を習得させることです。
 
 
まずは、
マネジャーとしての能力の有無を
見極めるポイントにしてください。
 
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。
 
 

社長力アップの専門家  安室元博

落ち込んだ気持ちを克服する言葉

最近、仕事で壁にぶつかる
ことがあり少々悩んでいました。
 
頭では冷静に考えることが
できるのですが、
感情が揺れ動きます。
 
 
自信を持てず
自分の存在価値を
感じなくなってしまう
 
そんな気持ちに苛まれていました。
 
正に自己肯定感と自己重要感の
喪失です。
 
 
経営者やビジネスリーダーの方は
一度くらいは同じような経験が
あるのではないでしょうか。
 
 
私は今回、気持ちが落ち込み
停滞したときに
 
ある言葉(問いかけ)により
心が救われ、これから自分を
明確にすることができたのです。
 
 
 
それは、次のような自分への
問いかけでした。
 
 
 
「本当に目指していることは何か?」
 
「本音ではどうしたいか?」
 
「どうなったら嬉しいか?」
 
「自分にできることは何か?」
 
 
いかがでしょうか。
 
 
人の行動は感情に支配されます。
 
感情を無視して頑張ろうとしても
どこかで無理がきます。
 
そして、感情を理性でコントロール
することはできません。
 
 
ではどうしたらよいでしょうか?
 
 
それは、
自分の感情に素直になること
 
 
落ち込んでいる とか
悲しい など
 
仮にネガティブな感情でも
否定するのではなく
素直に今の感情を受け入れるのです。
 
 
そして、その感情に対して
問いかけるのです。
 
 
「本当に目指していることは何か?」
 
「本音ではどうしたいか?」
 
「どうなったら嬉しいか?」
 
「自分にできることは何か?」
 
 
 
 
もしかすると、すぐに答えが
でないかもしれません。
 
それでいいんです。
 
自分にとって
適切なタイミングで
感情が応えてくれるはずです。
 
私がそうでした。
 
 
 
 
もし、あなたが
悩んだり迷ったりした時には
ぜひ、次の問いを自分の感情に
してみてください。
 
ふとしたときに
答えがでるはずです。
 
きっと、その答えは
あなたが進むべき方向を
示しているように思えます。
 
 
 

最後までお読みくださりありがとうございます。 
 
 
 
社長力アップの専門家  安室元博

成功する会社の社員の意識とは?

これまで多くの中小企業の
経営者、ビジネスリーダーと
セッションや研修を通して
ご一緒してきました。
 
その中には、過去最高売上
最高利益を更新している
ところもあれば、
 
赤字体質から脱せない
ところあります。
 
 
その違いを生む要素は
本当に多くあるのですが、
 
 
今回はその中で、
「社員の意識」について
考えたいと思います。
 
 
成長する会社に必須の
「社員の持つべき意識」
があると思うのです。
 
 
何だと思われますか?
 
 
それは以下の3つの意識
 
1.圧倒的な当事者意識
 
2.正しい危機意識
 
3.健全な仲間意識
 
 
成長する会社の社員は
一般社員から上位職まで
当事者意識が醸成されています。
 
 
指示待ち
仕事の範囲決め
他責
 
などは少なく
 
 
常に、自分は何が出来るか?
何が足らないのか?
 
を思考しています。
 
 
 
そして、
 
この程度で大丈夫だよ。。。
 
といった安易な楽観ではなく
正しい危機意識から
 
 
もっとよくするには
どうしたらよいか?
 
さらに喜んでもらうには
何ができるだろうか?
 
と常に変化、改善を求めます。
 
 
 
さらに
 
赤字が続いている会社は、
なぜか社内がギスギスしています。
 
 
「この会社は安月給だから・・・」
 
などと社員はまことしやかに
会社の悪口を言っています。
 
 
そして、
 
「あいつはダメだ」
 
と他人を批判します。
 
 
成長する会社は
仲間意識、チームワークが
あります。
 
協力体制のもと
助け合いや連携が
当たり前になっています。
 
それも、同僚だけでなく
取引先や顧客ともです。
 
 
 
では、
 
1.圧倒的な当事者意識
2.正しい危機意識
3.健全な仲間意識
 
この3つの意識は
どうしたら社員に根付くでしょうか?
 
 
経営者が社員の前で
「これらの意識を持て!」
と言うだけではダメです。
 
 
実は、経営者自身が
この3つの意識を大切にすること
 
 
そして、
 
社員ひとり一人を
仲間として認識して
人格を認めること
 
 
これらが大事なのだと
思います。
 
 
 
御社の社員は
これら3つの意識では
他社に負けない
 
そんな状態を目指して
いただきたいと思います。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。
 
 
 
 社長力アップの専門家  安室元博

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